トルコリラが史上最安値を更新しました。
トルコでは、先週利下げを行ないました。しかし、利下げは適切ではなく、エルドアン大統領の政治的な過ちと非難され、通貨が売りにさらされています。政局不安が懸念材料で、しばらく継続するものと思います。トルコリラ/円をみてみましょう、週足です。
リーマンショック前は、100円近いプライスでした。13年後の現在、11円ですから、8割以上も下げています。トルコリラ/円はスワップが最大の魅力なので、かなりのトレーダーがスワップ目的に「ロング」していると思います。例外なく含み損なので、スワップトレードの難しさを物語っています。
私も、今年の8月からトルコリラ/円のスワップトレードを始めています。
まだ3万通貨した保有していませんが、2か月経過してさっそく含み損です。
資金は30万円ですが、さっそく追加入金に迫られています。3万通貨ホールドしているので、50万円にしておきたいところです。0円になることはないでしょうが、最悪0円で回収不能になった場合でも、損失は証拠金内に抑えるつもりです(果たして0円はあるのでしょうか)。下げたらナンピンし、数年~10年以上の投資になりそうです。少なくとも、政局がよくなるまで5年はかかるでしょうか。さらに政界の事態が悪化したら、どこかでプライスがつかないほど暴落があるかもしれません。
FXでは、スキャルピングやデイトレード以外にも、スワップや自動売買など、儲ける方法はたくさんあります。どれもやってみて、自分に合うものをとことん伸ばすのがおすすめです。スワップトレードをスタートしましたが、裁量トレードの良さを、すでに感じています。
日々の利益は、スキャルピングとデイトレードで積み上げていく。これがFXの王道です。とはいえ、スワップも、含み損との勝負で「追いつけ追いこされ」のゲームです。これはこれで、楽しみたいと思います。