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RSI|オーバートレードを防ぐ順張り活用法

MT4には様々なインジケーターが搭載されています。わたしが使うのは、トレンド系の最もメジャーな『移動平均線』、そして『エンベロープ』です。エンベロープは、1分足と5分足でスキャル用です。

オシレーター系のインジケーターは、絶対見ているというのはありませんが、相場が動いた時に『順張り』で見ることはあります。オシレーター系は、買われ過ぎや売られ過ぎなどの逆張りが一般的かもしれませんが、わたしは勝てたためしがないので、逆張りでは使いません。

順張りは、トレンドが発生したときに使えます。一時的に逆張りになるものの、長い時間軸でとらえると、『押し目買い』『戻り売り』になるからです。RSIで、現在のドル円15分足を見てみます。

RSIは、70(もしくは80)を超えたら買われ過ぎ、30(もしくは20)を下回ったら売られ過ぎと言われます。ストキャスティクスやRCIのように、あまり敏感に反応しないので、シグナルは少ない印象です。

逆に、シグナルが出たときの確度は低くないと思っています(決して確度が高いわけではありません)。現在のドル円は下降トレンドですから、『順張り』だと戻り売りのタイミングをはかることになります。ABCDは、RSIが70を上抜けたポイントです。Dは70手前かもしれませんが。

もちろん後付けではありますが、戻り売りとしては、悪くないポイントを示唆しています。インジケーターはパラメーターの期間次第でいかようにでも設定できてしまうので、偶然だと思います。しかし、戻り売りが再開するならこの辺り、という心理的なタイミングになるのかもしれません。ちなみに、RSIのデフォルト期間は14です。直近14本のローソク足が対象ですから、視野は狭いでしょう。

それでも、『インジケーターがこうなったらエントリーする』という視覚的な基準を持てるため、無駄なトレードは防げます。インジケーターのシグナル通りにトレードするのではなく、オーバートレードを防ぐ目的にも使えそうです。自分の相場観でトレードすると、感情的になりやすいのがFX。RSIが良いかわかりませんが、継続的な分析はしようと思います。