昨日は、ドル円クロス円が急騰しました。
コロナワクチンの期待でリスクオンとのことですが、ファンダメンタルの材料一つでここまで反応するとは驚きです。経済活動が再開していることや、株式市場の過熱感から、現在がコロナ禍である意識が薄れていた気がします。半年前に同じようなワクチンが開発されたとのニュースが流れれば、相場が動いても対応できたかもしれません。
相場はいつ何のファンダメンタルでも動くもの、という点をあらためて認識しておきたいです。
スキャルピングでは、昨日のような急騰時に負けないようなトレードをしていれば、どんな相場でも勝てるのではないかと考えています。急騰や暴落時に勝てるようなトレードを心がければ問題ないでしょう。
では、どうすればいいか。
順張りをしっかりやることだと思っています。逆張りばかりやっていると、ローソク足1分ごとに「そろそろ反転か?」と期待してしまうため、胃がキリキリする思いです。しかし、順張りなら、(押し目買いの場合)落ちたら買うだけなので、スキャルピングしていて気楽です。もちろんどこまで上げるか分からないですし、いつ反転するか不安の中トレードしています。
下記、ドル円1分足はブログにものせたチャートです。
ネックラインを4つ引きました。
104.50円
104.80円
105.00円
105.50円
ドル円は、この数字が節目となるので、見方が簡単です。ネックラインをブレイクすると、次の節目まで目指します。ブレイクすると、1分ごとに高値と安値を切り上げています。ですから、ブレイク後は、次のローソク足で少し押したら、ロングすればいいと分かります。そして、1分以内にイグジットします。これを繰り返すと、このような相場では勝てるのでしょう。節目にタッチしたら逆張りをすれば、ダブルで勝てます。
あくまでも理想ですが、大相場で勝てるようになると、スキャルピングでは負けなくなるのではないかと思います。ローソク足を1本ごとに観察し、どこでエントリーすれば勝てるのかを、各々で検証してみてください。私は、ブレイクした後の順張りが、基本であり、大事だと考えています。
さて、4時間足で見ると、チャネルラインおよび大統領選の高値であるネックラインで反落しています(ちょっと上抜けましたが)。
1日経過し、アジア→ロンドン→ニューヨークと3市場をまわりまわってどうなるか、今夜のニューヨークに注目でしょう。大局は、まだまだ下降トレンドで、昨日の急騰は戻りにすぎません。ニューヨークは値幅が出る想定で、振り回されないようにしたいです。