デイトレードでトレンドフォローをするときは、15分足を軸とし、上位足は4時間足をチェックします。上位足と下位足が、パーフェクトオーダーで方向性がそろっている時、トレンド方向へエントリーする目安にしています。
直近のユーロ円を見てみます。
まず4時間足です(下記チャート)。4時間足だけ平均足を使っています。平均足だと、トレンドが継続している間は同じローソク足の色が続きます。下降トレンドなら陰線が連続し、ちょっとした戻りでは陽線にならないので、大局の目線を継続できます。
また、陽線が出ると戻りという判断ができ、その後に陰線が出ると、トレンド回帰が想定できます。チャートでは、ABCDの場面です。トレンド回帰すると、直近の安値を更新して値幅を出すというトレンドの特徴があらわれます。
陽線が出た後に陰線が出たら、あとは下位足の15分足でタイミングをはかります。下記15分足のABCDは、4時間足と同じABCDの場面です。
4時間足で陽線が出たらショートを避けておけば、戻りで含み損を抱えることがありません。せっかくの含み益を減らすこともありません。ただ、4時間足で陰線になるまで待つため(確実に15分足でパーフェクトオーダーになってからエントリーする)、頭と尻尾は取れません。下落している一部分に乗るイメージです。
昨日はポンドニュージーをロングしましたが、4時間足が陽線でブレイク、15分足パーフェクトオーダーでした。見方は同じです。
トレンドフォローには、いろいろな方法があります。勝てればどんなやり方でもOKですし、ルールは自由に決めることができます。相場観ではなく、テクニカル的で手順にすることが大切です。そうでないと一貫性のあるトレードができないからです。どんなやり方でもメリットとデメリットがありますから、そのあたりは好みやトレードできる時間帯などで決めるといいでしょう。
上記は基準の一つとして参考にしてください。