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3つの根拠|1分足カウンターチャネルなど

昨日の大統領選はドル高。
ドル円も上昇しています。短期デイトレードでロングするか迷った箇所があり(結局しませんでした)、チャートでは良い形なので紹介します。

まず、昨日は9時過ぎから上昇し、12時の高値まで3時間で300pipsの値幅が出ました。これは想定できないので、上昇の波に乗ることはできません。なぜできないかというと、第1波だからです。Aで押し目をつけていると言えばそう見えますが(下記5分足チャート)、Aから第2波にという考えにはなりませんでした。

では、どこが押し目かというと、Bでしょう。12時からB(14時)まで2時間あり、時間的にも考える余裕がありました。また、9時の安値から12時の高値のフィボナッチをもってくると、ぴったり38.2%です。また、Aの高値だった価格帯がネックラインですから、BからS波動です。

そして、ここを1分足で見ると(下記チャート)、Bまでにカウンターチャネルラインが引けます。テクニカル的には、3つの矢印あたりがロングするポイントです。Bで反発するかはわからないので、2番目と3番目あたりが現実的と思います。

フィボナッチ38.2%で反発、チャネルラインを上抜けたとき、根拠が重なるので真ん中の矢印が利幅などのタイミングは良いかなと思います。ここは見ていましたが、ロングでホールドするか迷って結局しませんでした。

短期トレンドで、チャート分析ができるときはチャンスです。上がっているから買う、というのは根拠になりません。ラインを引き、2つ以上の根拠がそろえば期待値はプラスと思います。逆に、そうなったときにしっかりエントリーしなければなりません。今回は、S波動+フィボナッチ+ネックラインの3つでした。

エントリーするか迷ったすえ、様子見というのは頻繁にあります。ただ、一度逃すと、同じ相場は二度と訪れません。その場限りの勝負になりますから、相場に集中したいと思います。自分の感情や相場観でエントリーするのではなく、テクニカルに従うようにします。