チャート分析 PR

相場観とテクニカルが一致しないとき

昨日のドル円は、安値から170pips上昇しました。
昨日9時の時点で、そう簡単に、146.00円は超えないという相場観(勘)がありましたが、それは当たりません。

下記は1時間足です。
ABCで、146.00円がレジスタンスになっているのは明らかです。ですから、D(昨日の9時)で反落し、200EMAあたりまで下げると考えました。しかし、それは勘であり、テクニカル的には上昇のパーフェクトオーダーですから、上昇トレンドの渦中でありショートすべきではありません。それは守れました。

しかし、9時から下げたので、今日は下がると思ってしまいました。そんな値動きでした。1分足を見てください。

9時から下げ始めたのですから、レジスタンスラインもありますし、下がると思ってしまいます。もう2週間も上げ続けていますから、さすがに146.00円はこえないと考えるものです。

ただ、これは「そろそろ下がる」という相場観に過ぎません。トレードはテクニカルで判断すべきですから、チャートがどうなっているかが重要です。チャートは上昇トレンドですから、ショートはすべきではありません。それが正しかったのです。

相場観ではなく、チャートで根拠を得てからエントリーする。
トレードではこれが重要と、あらためて感じました。もちろん相場観でトレードすることも可能ですが、目に見えるルールではないので、あとから検証ができません。つまるところ、勝ち続けることは不可能と考えています。

相場観とテクニカルの方向性が一致しない場合、優先すべきはテクニカルです。もしくは、様子見しておくべきでしょう。少なくとも、相場観の方向へポジションを持つのは危険と思います。引き続きテクニカルで淡々とトレードしていきます。