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ドル円|5分足でわかる下落の規則性

ドル円が、昨日から下げています。サイクル分析で見たように、新しい波がスタートすべきポイントなので、値幅を出してくるかもしれません。ただ、新たな波だとしても、それは短期~中期の流れですから、値動きが大幅に変わるわけではありません。レンジをブレイクして次のもみ合いに入っただけかもしれません。

昨日の短期トレンドを、今月の値動きの中でとらえてみます。
まず、下記1時間足を見てください。今月は、ずっと下げてきました。その中でも、安値を切り下げる時は値幅出しているので、そのポイントをチェックします。

大きく安値ブレイクしているのは、4回ですね。

① 4/5(月)
② 4/6(火)
③ 4/8(木)
④ 4/19(月)

では、それぞれ5分足で、細かく下げ方を比べてみます。
下げ方は、①~④全て似ています。

①4/5(月)

② 4/6(火)

③ 4/8(木)

④ 4/19(月)

下げているので、どれも似ているのは当然です。
気になるには、「戻りがないまま下げる」ことです。私は、最近ドル円のスキャルピングをするとき、逆張りだけをやることはありません。必ず順張りも入れるようにしています。以前なら、下げても「数分間の戻り」があり、上げても「数分間の押し目」がありました。一時的に反転することが多かったので逆張りだけでもスキャルピングになりました。しかし、短期下降トレンドで戻りがないと、逆張りは通用しません。

多少戻したとしても、前のローソク足の高値を超えることが、あまりないです。陽線が出ても高値を切り下げているということです。上記は5分足ですから、1分足だと高値を切り上げている陽線はたくさんあります。しかし、5分後には下げている確率がとても高いことや、5分前の高値を超えない、というのが分かります。これは1分足と5分足の分析方法を組み合わせる必要があります。5分間ポジションをホールドするなら、エントリーから5分後は、下げている確率の方が全然高いです。

これはローソク足分析になりますが、
相場ごとに変わるので、トレードの基準が作れないです。人の性格のようなもので、ルール化しにくくその時の上げ方や下げ方を見極めてトレードするしかありません。ただ、トレードするならこのような分析は必要です。チャートってどんな動き方をするのか、感覚的な部分も磨くようにしたいです。今の値動きと、一年後の値動きが同じになる可能性は低いでしょう。むしろ、全く違った規則性が出ていると思います。どんな相場でも通用するようなチャート分析のスキルを身につけましょう。