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チャート分析と冷静な判断

ドル円は介入がありました。
何が投機的な値動きかは分かりませんが、日足(下記チャート)を見るとアウトラインの角度以上では上昇させないのでしょう(Bのポイント)。現在は、サポートになるネックラインが151.00円前後と明確ですから、ここまで下落する可能性があります。

また、2024年の年初であるAと、介入前の高値Bの半値(151.10円あたり)がちょうどネックラインと重なります。2か月前の介入後安値が151.80円くらいなので、151円台は強いサポート帯になるでしょう(AB間にフィボナッチリトレースメントを引いてみて下さい)。

継続して介入があるなら、151円の水準まで落としにくると考えられます。とはいえ、介入に乗っかった大量の売りが出ているようには見えません。151円台まであと700pipsもありますから、介入だけで151円台に落ちるとは思えません。下落するなら、円売りのショートカバーで出なければなりませんが、その場合の下げ方は想像がつきません。

先日の介入でも、私は急落時に手を出して痛い目に合っていて、トレードで負ける要因はだいたいわかっています。それについては後日書きますが、どうしても天底でエントリーしたいという欲が前面に出てしまい、我慢ができないといった「冷静にトレードできない」面があります。頭ではわかっていても、行動が伴わない状態です。

これは感情であり、トレードで勝つには感情のコントロールが重要とよくわかります。性格をかえることはできないので、自分の感情とうまく付き合っていくしかないのでしょう。チャート分析をしっかり行ない、ネックラインや節目を認識したうえでトレードすれば、テクニカルに従ってトレードできるとは思っています。

頭の中でチャートを常に思い浮かべていれば、ある程度の感情は排除できるということです。勝てない時期こそ、よくチャート分析をしたいと思います。