どの通貨ペアも、ボラティリティが上昇していますね。
逆張りのスキャルピングで気を付けているのは、トレンドが出始めたら、その波の値幅を第一波で見ることです。
1分足でも、上昇(第一波)→下落(押し目)→上昇(第二波)→下落(押し目)と続きますが、一番スキャルピングで難しいのは、第一波だと思います。どこで反転するか分からないからです。第一波が出ると、同じような値幅を出してきますので第二波いこうはトレードしやすく感じます。
相場が、「今からこんな相場になりますよ」と教えてくれている感覚を持っています。もちろん常にそうなるわけではないですが、第一波に意識を注ぐようにしています。ただ、第一波で終わることも多いです。昨日の、ユーロドルとポンドドルの1分足を見てください。
1.2300は、ストップが置かれてて、直近でもブレイク失敗して再度のトライでした。
30分で60pips出ています。ブレイクを伴った短期トレンドが発生すると、これ位の値幅は出してくるものだと準備できます。ただ、今回は第一波で終わっているのが相場の難しさです。短期筋の仕掛けが入っただけで終わりました。
ブレイク時の逆張りは、基本的にNGだと認識していれば、勝てなくても少なくとも負けることはないですね。次に、ポンドドルです。
この相場は見ていなかったのですが、朝起きたら1分足は必ずチェックします。高値ブレイクが今日以降あるとしたら、このような値動きの可能性が想定できます。第二波まで出ていますが、失速していますね。ユーロドルと同様、完全に行って来いになっています。値幅を見るのは、1分足だけではく、デイトレードも同じで大局は必須です。
ドル円で見てみましょう。
先週から続いていた下降トレンドです。
パーフェクトオーダーからトレンド開始した10日にドカッと下落、この日の値幅が150pipsです。トレンド継続しているその後4日間は、70pips~80pipsをキープしています。同じ波が続いていますね。チャネルラインを上抜けた昨日は、100pipsの値幅です。
たとえば今日トレードするとしたら、上か下、どちらかに値幅出してきます。下降トレンドの波は終わりましたが、継続して見ていくことで、どちらに値幅出してくるのかを判断する、引き出しの一つになります。