ダウが史上最高値を更新しています。
日経も、年初来高値まであと少しです。ドル円も上昇しましたが、ニューヨークタイムに高値更新なのが気になるところです。どこかの機関が、この時間帯に仕掛けているのでしょうか。一昨日からドル円はロングしていましたが、昨日ニューヨークタイム入って損切り後に高値更新と、悔しいトレードでした。
1時間足を見てください。
一昨日と同じサポート帯です。
ここを何回か下抜けてから上値更新ですね。こうして見るとダマシのように見えますが、15分足だと自然な押し目です。
200EMAを挟んで、等倍が出ています。
200EMAが水平になると、よくあるレンジ幅のパターンです。Bよりも、下に抜けると上昇トレンドは終わりになりやすいですが、ギリギリ止まっています。ロングしていたのは、矢印の箇所です。今回のように、見る時間軸によっては、サポートラインを割り込んでから上げてくる相場です。私の場合、サポートラインに限らずネックラインを下抜けたときに、すぐ損切りします。結果、損切りしなければよかったと思うことは多々あります。別の時間軸で見ると、今回みたいに実はダマシでは無く、自然な押し目だったということになります。1時間足では損切りでも、15分足では損切りではないというパターンです。
いつも、「木を見て森を見ず」になってはいけないと書いていますが、大局ばかり気にしても、肝心な細かいポイントを気にしていないと、振り回されることになりますね。逆も大事だと痛感しました。さて相場ですが、貿易懸念はどこへいったのか、クロス円が買われています。株価は上昇し始めていますので、ファンダを考えるよりテクニカルに従った方がいいのでしょう。相場に、上げ過ぎという概念はありません。クロス円の中でも、ポンド円は今週全て日足が陽線で、300pips上げています。
上げたから売る、
上げているから買う、
感情でトレードすると、どちらも正解です。
主観は捨て、テクニカルで考えるのが長期的に生き残る方法ですね。