チャート分析 PR

ドル円チャート分析

本日のドル円は、アジア、欧州と下落し、現在ニューヨークも戻しを付けて下げ基調です。チャートは4時間足です。

先週の雇用統計がAですが、110.90円付近にあるネックラインを上抜けできずに止められています。ここはいったん小休止の場所だとしても、昨日の高値が気になりました。15分足を見てください。

Aが昨日の最高値ですが、ネックラインでぴったり止められています。テクニカルが機能していると言わざるをえないような、きれいな反落です。時間的にも、ニューヨークに入って反落しているので、気にかけておくべきポイントです。私は、昨日の時点でここでトレードはしませんでしたが、今日の流れを見るうえで観察するポイントでした。Aでショートできれば最高なのですが、私はそこまでできないのが(個人的な)課題でもあります。Bが雇用統計の押し目でサポートです。今日はCで下抜けしていますね。

Cを1分足でみてみましょう。

きれいなN波動を描いています。このような戻しがあれば、ショートすべきか考える余裕ができるのではないでしょうか。110.50円を下抜けて戻りが無いまま下落すると、突っ込み売りしかできませんが、それはためらいますね。ポイントは、15分足のAでしょうか。テクニカルが意識され、さらに次の15分足でDのようなN波動も出ているので、Cのブレイクは必然といった印象です。

移動平均線もチェックしてください。25EMAより上にいけてないです。Aのネックライン反落からの、移動平均線、チャートパターン、波動が息をそろえてゆっくり形成している感じです。

もし、Aの反落やDのネックラインでN波動がなく、だらだら下げてきたら、Cで下抜けできずに軽く反発し、ローソク足と3本の移動平均線が収束するパターンが想定できるでしょうか。200EMAが水平になってもいい箇所ですからね。その場合、今日の20時前の下落は無かったのでしょう。ポンド円もチャートパターンを描いて下落していますので、チェックしてみてください。