先週の雇用統計の値動きを見てみます。
ドル円1分足です。
黄色い四角が指標発表時で、Y波動が出てます。次のチャートはユーロドルの1分足ですが、同じくY波動が出てますね。
上→下→上の流れです。アメリカの指標ですのでドル中心の値動きで、ドル円とは逆の動きです。最近の重要指標は、このパターンがとても多いですね。指標発表後にY波動が出た時は、指標の数値だけではどちらに行くか迷っている状態です。迷っていると一方向に進みにくく、しばらくモミ幅を形成します。
今回は、発表後5分で上下に振ってきて最近のY波動のパターンです。そして、Y波動がでると高値を安値ができますので、方向感を確かめてブレイクしていくかどうかを見ています。トレンドが出るパターンと出ないパターンがあります。
ドル円の場合は、高値をブレイクしてもブレイクしきれずに結局、トレンドが出ないまま終わってしまいました。
一方ユーロドルY波動でできた安値をブレイクし、しっかりと下げていますので方向感が出ました。安値のサポートラインをズルズルと上に入り込んでくると、ちょっと分かりずらかったと思います。ドル円とユーロドルのチャートはちょっとした違いですが、リアルタイムでこのような違いを見つける事がとても大事になってきます。私は、チャートの通りでドル円はほとんど利益出ず、ユーロドルで利益を出た相場でした。