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チャート分析|ユーロドル日足

昨日はECB総裁の会見でユーロドルが大幅に売られましたね。日足を見ると、半年間かけて徐々に安値を切り上げてきたチャートが一気にたたかれた感じになっています。

まず黄色いラインが引けます。さすがに1日ではトレンドラインは下抜けませんでしたが、1.1000とトレンドラインが重なるので、今日この節目を境にどちらに値が走るのか注目です。白い水平線と黄色のトレンドラインの三角もち合いはまだ継続していますので、日足レベルでは、これから三角の先端にいってブレイクするのか一旦下抜けるのかなど観察していきたいところです。

昨日の会見では、ファンダメンタルズ的にユーロは弱いのが確認できたので、短期的なショートカバー以外は上昇する材料は見当たらないですね。FXは通貨ペアの組み合わせですので、もう片方の通貨の影響もあり、ユーロが弱いからユーロドルが下がるという判断はできません。ドルが一時的にでもさらに弱くなればユーロドルは上昇となりますので、チャートの節目をしっかり観察しましょう。青い丸のポイントもしっかり止められています。

ユーロが動いてきたので、第一ゾーン、第二ゾーンでは損切りをいれながら、第三ゾーンより外側では分割売買を活用して張るときはロットを張る、というメリハリのあるトレードを心がけたいと思います。