チャート分析 PR

トレンドラインの考え方

じりじりと動くにもかかわらず値幅を出す、難しい相場が続いていますね。オージー円は、第五ゾーンを上下しながらチャートが進んでいるようで珍しいです。

さて、今回はトレンドラインについて考えてみます。今日の16時までのポンド円1分足です。

1~4までは利いていますが、5ではブレイクしています。トレンドラインの考え方ですが、以下のように考えています。

1.ラインが利くのは数回。2・3・4回目が一番利く時。
2.跳ね返るものではなく、いつかブレイクするための壁である。
3.角度が急なラインほど寿命は短い。
4.緩やかな角度のラインほど長く利く。
5.上昇ラインと下落ラインが重なるポイントを探すとトレードしやすい。
6.ローソク足が抜けても、実体が入り込んでヒゲだけラインを超える事も多い。
7.サポートラインがレジスタンスに変わった後、レジスタンスラインにタッチすると下落する事が多い。
8.ラインをブレイクしてもまた入り込んできたらダマシ。さらにトレンドを強める可能性がある。
9.ラインをブレイクしても、次のラインが待っているのでトレンド転換とはならない。
10.EMAの向きとトレンドラインの向きが同じだと、利きやすい。
11.トレンドライン1つだけでトレード判断をするのは危険。

添付画像だと5回目でブレイクしていますが、それまでのサポートラインをいくつか下抜けしていますので、上昇トレンドになる可能性は高いです。ただ単純に5回目のタッチだからブレイクしやすいではなく、それまでにどんな経緯で5回目になるかですね。トレンドライン単体でトレードするのは危険です。分析の違う根拠をいくつか持ちましょう。