チャート分析 PR

Y波動のチャートパターン

昨日のポンド円で負けたチャートを分析してみました。まず基本的に、節目を何個ブレイクしたかは見なければなりません。いつも負ける時は、節目を考えないで逆張りをしています。思い返してみると、順張りの時に大損というのは一度もありません。大損は逆張りで順張りは無い、というのは何か自分のトレードに癖があるからです。

これも分析をして改善しなければなりません。これが改善できれば、最高益が更新できる気がします。では、節目を見てみましょう。

ポンド円の15分足で、事後で分析したチャートです。
矢印が昨日の指標です。指標で上に跳ねて、節目を3つブレイクしていました。

1.当日の高値
2.195.00円
3.前日高値

止まったポイントは、次の節目(8月5日の高値)でぴったり反転しています。
4つ目をブレイクするかしないかというポイントですね。今回は4つ目で止まっていますが、もし4つ目をブレイクしても、どちらにしても5つ目をブレイクする事はかなり低い確率ですので、4つ目をブレイクしたら達成感がありますので
いったん上昇は終了する可能性が高いです。

今回は最低限、勢いがあるトレンドなら3つブレイクする、という意識が抜けていました。この「節目をいくつぬけていくか」、というのはトレンドを読む上でも重要ですので再認識します。長めにホールドするデイトレードであればなおさらですね。

別の視点でチャート分析してみます。前日までの波からどのように昨日の暴騰につながっているか。

直近4日間で、同じ波は継続していました。どのような波かというと、「高値切り上げ、安値切り下げ」です。黄色い丸を見ると、12日・13日・14日は高値切り下げ、安値切り上げです。そして、赤い丸が週が明けて17日は高値切り上げ、安値切り下げて値幅をだしているのが分かります。これは値幅を出したいけど、どちらにいくか迷っている場合です。

白い矢印が方向性となります。この形を「Y波動」と言ったりします。安値更新してから高値更新をしたら、チャートパターンとしては達成感があります。その間に節目が3つあり、3つ目が高値ブレイクでしたので4つ目まではいかなかった、と捉える事もできます。

通常、上か下か相場が迷っている時は、高値切り下げ安値切り上げで値幅を出さない時をイメージしがちですが、逆のパターンもあります。今のドル円が真逆となります。

持合い相場で高値切り下げ、安値切り上げですね。値幅を小さくしているペナント型です。ポンド円は真逆で、値幅を出しながら持合いをブレイクしようとしている「Y波動」です。持合いにも真逆のパターンがありますので、是非覚えて下さい。