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含み損500万円|レバレッジとの付き合い方

先週の値動きは、ボラティリティが低く落ち着いています。FXの短期売買は、上下どちらに動いてもトレードチャンスがありますが、膠着するとトレードになりません。一方、株は上がってくれないと含み損が減りません。

株の含み損は、-523万ほどあります↓
(口座4つで運用中)

FXでこれだけの含み損があると、プレッシャーに押しつぶされて発狂しそうです。もはや、助かる気がしません。しかし、この含み損はFXではなく株で、あまりプレッシャーになっておらず、そこまで気にしていません。

なぜこれだけの含み損があるのに、気にならないのか。理由は、レバレッジをかけていないからです。要するに、余力が全然残っているのです。ちなみに、含み損④は日経先物で証拠金取引なので、レバレッジをかけています。ですから含み損益の変動が一番大きく、軍資金4500万円のうち先物は650万円くらいと、割合は減らしています(それでもレバレッジがかかっているので、現物とは比べ物にならないくらい変動がすさまじいです)。①②③は現物です。

4日前に、今回の暴落で学んだことが2つあると書きました。一つは、常に余力を残しておくこと、です。予想外の暴落は定期的にあるのですから、フルレバレッジでトレードしていると、暴落のたびに、どうにもならなくなります。かりに強制決済になると、それまでの努力が水の泡です。これはリーマンショックで経験済みです。

今回の暴落で、-500万円以上の含み損はあるにしても、余力を残しておいて本当に良かったと思いました。たしかに、現物取引はレバレッジ1倍ですから、資金効率はかなり悪いです。50万円や100万円といった資金で、レバレッジ1倍の取引をしたところで、大きな利益にはなりません。

しかし、まとまった資金があるなら、レバレッジ1倍で充分です。かりに4500万円(私の株式資金)を全て信用取引や先物でフルレバレッジをかけていたら、強制決済になっていたでしょう。

FXや先物などの証拠金取引は、短期間で大儲けできるという恩恵に授かれますが、諸刃の剣のような危なさがあり、扱いには注意が必要なのです。

レバレッジを使うポイントは、次のとおりです。

①乱用しない
②普段は封じ込めておく
③ここぞという時に使う
④使い慣れておく

いざ使うときに慣れていないと、上手く使いこなせるはずがありませんし、ショボいトレードになり結局大勝ちできません(もしくは大損します)。ですから、資金管理をしっかり行ないつつ、日々レバレッジを意識してトレードするようにしています。相場によってロットを上げたり下げたりするのも、資金管理の一つです。

FXは、25倍のレバレッジが掛けられるのが魅力の一つです。何が起こっても退場にならないよう、『自分なりのレバレッジの使い方』を考え、実践しておきましょう。