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ポンド|6回目のトライ

昨日は、地合いが変わることは無く、警戒感がある相場のままでした。

イメージ通りの値動きになったら、しっかりポジションを持つことが大事です。これは、確率的に考えるしかありません。とつぜん反転するかもしれませんし、タイミングによっては損切りになります。ただ、イメージ通りの時にトレードしなければ、いつトレードするのか、ということになります。FXをやっている意味が無くなってしまいますね。

そうはいっても、たとえイメージ通りになっても迷いはあるものです。そんなときは、枚数を落とすなりして、リスクを減らすといいかもしれません。とにかくポジションを持ち、含み益がぐんぐん伸びる感覚を味わうことが重要です。

ポンド円の1時間足を見てください。

何度か、ポンド円は下降トレンドのN波動が綺麗だと書きましたが、もみ合いもいい形です。同じプライスで、5回も止められています。6回目のトライで下抜けるかは分かりませんが、高値を切り下げているので、下にいきたがっているのは間違いないでしょう。5回も止められている点も、チャートの面白いところです。

目先の高値安値も重要ですが、トレンドが発生したら、トレンド全体をN字で捉えると良いと思います。

ポンドドルの1時間足を見てください。

ポンドドルは、昨日の午前中にすでに三角もち合いを下抜けていたので、あとは下に走るかどうか、という視点です。ポンド円と同じように、6回目のトライでした。

ポンド円もポンドドルも、もち合いの先端までもみ合ったというのが重要です。行き場を失うと、どちらかに押し出されることが多いです。

昨日は、テクニカルで利益を上げるには勉強になる相場だったと思います。単なるブレイクではなく、時間帯や他の通貨ペアとの比較、アジア→ロンドン→ニューヨークの流れ、週末で夏枯れ前、イグジットはどこにするか、などを考慮し、どの通貨ペアが一番トレードしやすいかを判断します(その意味で、昨日はドル円は難しくてポジション取れませんでした)。ブレイクしたら全通貨ペアをトレードするわけではありません。期待値が高い通貨ペアを決める必要があります。

といっても、非常に簡単です。ラインを引いて監視するだけです。難しいことは考えず、ラインを引いてイメージし、実行するだけで、利益は出せるようになると思います。レベルが高いとか、知的なトレードとか、そういうのは一切関係ありません。情報に惑わされず、自分が利益出せればそれでいいと思います。