ボラティリティが低い相場が続いています。特に昨日は顕著でしたね。ドル円だと、アジアタイムに20pipsほど上昇しましたが、それ以外は、1時間で5pipsくらいしか動いていません。ドル円の1分足を見ていて、5年前の歴史的低ボラティリティを思い出します。
チャートは、ドル円の日足です。
2014年2月~8月まで、三角もち合いになっています。
このときは、1日の値幅が20pipsくらいの日も多く、ドル円は半年ほどトレードにならない時期だったのをよく覚えています。
今年は、年初のアップルショックおよび3月のブレグジット問題で何とかボラティリティをキープしていました。しかし、4月に入り、材料も無くなりました。トレンド作るような次の材料がくるまで、1ヶ月なのか、それとも半年かかるのかは分かりません。
強いリスクオン、リスクオフのときは、一時的にクロス円がよく動きます。そうでない平穏なときは、ドルストレートがけん引していくのが為替の傾向です(円絡みのドル円は除きます)。本来、通貨ペアはドルストレートが主流なので当然といえますが、マーケットは常に歪んでいるので決めつけるのはよくありませんが。どちらにしても、日ごろから他通貨ペアを監視し、ドルストレートとクロス円は、よく見た方がいいです。
ドルストレートだと、ポンドドルは、IMMポジションが先週ロングに転じています(直近5日間は下げ続けていますが)。1.2960~1.3000は、強いサポート帯、現在も1.2950~1.2970まで大きめのストップロスが並んでいます。オージードルとユーロドルも、下降トレンドの最中です。戻っても下がる相場を繰り返しています。
あと、短期的にはゴールデンウィークが10連休で暴落が警戒されていますね。かりにアジアタイムに暴落したとしても、相場が薄いので、値が飛び飛びになってスプレッド拡大するかもしれません。いつも同じですが、下げているときにロングポジションをもちこす、というトレードだけはしないです。上げているときにロングをもちこすのは良いと思います。