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ユーロスイスと売買比率

ユーロスイスが、1.2000の大きな節目に差し掛かっています。1.2000は、2015年1月にスイスショックで暴落した起点です。週足(平均足)を見てください。

この時は、数十分で2,000pips以上の暴落でした。
1か月前から、1.2000を何度かトライして失敗しています。ユーロスイスをトレードしている方は少ないと思いますが、2015年にスイスショックが起きるまで、私はトレードしていました。

ユーロスイスは特殊な例ですが、多くの個人投資家が大損失を被るのは、ロングポジションが損切りできずに暴落するパターンです。スワップが高い通貨ペアは、顕著です。最近では、どの業者でも「売買比率」を開示するようになりました。ロングしている人、ショートしている人の割合です。その業者で口座開設している人だけが対象なので、業者独自の比率ということになりますが。下記はトレイダーズ証券です。

高スワップの通貨ペアだと、ほとんどロングです。下記は外為どっとコムの売買比率ですが、96%がロングです。

これを見てトレードする方はいないと思いますが、動向を調べるのはいいかもしれませんね。IMMも見るなどして比較し、自分の目線をチェックすることも必要です。売買比率はIMMが正しいのではなく、自分の目線を確かめるためです。なぜロングするのか、なぜショートするのか、これを自分なりに説明できるようしなければなりません。ちょっとした意識が、根拠のあるトレードに結びつきます。