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スキャルピングの順張りと逆張り

1分足で逆張りを行なう場合、長い時間足では順張りになる場合があります。たとえば昨日だと、欧州時間まで1時間足や4時間足は安値をどんどん更新して下げトレンドでした。1分足でロングをすると、長い時間足で逆張り、1分足でも逆張りになるので、本当に逆張りになります。(逆張りが悪いわけではありません。)

一方、1分足で、上昇してショートすると、1分足では逆張りになるのですが、1時間足や4時間足から見ると戻り売り、つまり順張りになります。順張りの中の逆張りになります。このように、1分足では常に逆張りでも、長い時間足では順張りと逆張りのどちらにもなります。チャートは昨日のドル円1分足です。ロングは長い時間足で逆張り、ショートは戻り売りの順張りになりますね。

ABはロングなので逆張りの逆張りになりますが、エンベロープのゾーンに入ってもじりじりと下げています。このような時は、エントリーするローソク足が1本前の足よりも確実に長くなっている時にしか入らない方が良いです。特に注意すべき時は、その日の安値を更新し続けている時です。完全な逆張りになるので、ちょっと下げたからロングする、というのは危険です。

一方、C~Hは長い時間足では順張りになりますね。エンベロープに達してもじり上げは少なく、反落する回数が多いです。下げトレンドの戻り売りという位置づけになるので、完全な逆張りではないです。このように、長い時間足で順張り方向であれば(今回はショート)、ロングよりも強気で入るようにしています。