週初めの月曜日は、あまり相場が動かないと言われます。月曜日の動きを見て、戦略を立てようとするのは、個人も機関も同じでしょうか。相場が動かないと、だらだらと過ごしてしまいがちです。
ただし、月曜日はチャート分析をしっかり行なうべき日、です。週半ばにかけて動く前に、予習しておくのと、してないのでは、実際に火曜日から動き始めたときにポジションの取り方に差が出てきます。
今だと、ポンドドルが面白そうです。
4時間足を見てください。
戻りも一服し、これからどちらにブレイクしようか、パワーを溜めているチャートに感じ取れますね。移動平均線が収束し、完全なもみ合いです。その証拠に、上下にストップロスがあります。特に、下側にある1.2400が気になります。ちょうどネックラインになっていますね。
30分足を見てみましょう。
1.2400は、前日・前々日と反発し、今日で3日連続で3回目の下抜けトライになります。3回目にもなると、そろそろブレイクが想定できます。逆に、3回目や4回目で下抜けできないと、もの凄い勢いで上昇トレンドがでたりします。どちらに行くかは分かりませんが、煮詰まってきていることが面白いです(注目に値する)。
週明けの月曜日で下値トライしてきてますので、週末には、どちらかにブレイクしている可能性が高いです。もみ合いとはいえ、このような煮詰まってきた通貨ペアをしっかり見つけ、火曜から金曜まで毎日追っていくことが大事です。そうすると、予習と復習ができます。ブレイクする前から、「上ならこうなる」「下ならこうなる」と、いろいろ考えていますよね。これが予習です。その答え合わせが、数日後にできるということです。数日後にブレイクしなければ、ブレイクするまで予習の精度が上がっていきます。そして、ブレイクしたあとは、そのプロセスを復習することができます。
自分で答え合わせをすることで、「ココでエントリーしていれば勝てたのか」という経験値になるわけです。これを繰り返していると、実際にエントリーできるようになります。明日起きた時に、今日の値動きが頭に入っていて、「さぁどうなったかな」と、すぐに振り返れるようにしておきたいです。