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チャート分析|雇用統計の後半

前回は、雇用統計発表後の1時間を見てみました。下落トレンドでしたね。EUR/USDはその後、ロンドンフィックス前からV字回復したわけですが、その時の上昇トレンドを見てみます。1分足です。

赤い丸の部分が第一波からの戻し幅です。指標発表から15分で、下落~戻しを形成した事になります。今回の雇用統計は、この15分のチャートが肝となりました。この戻し幅という事です。画像には記載していませんが、第一波の下落幅をフィボナッチで計算するとちょうど50%になります。

V字の上昇は青い丸のAから始まりましたので、A~Bが赤丸の値幅と同じ値幅です。これは利いていますね。そうすると、いったん止められやすいというCのポイントがでてきました。初動の戻し値幅のちょうど2倍です。

別のラインで見てみましょう。

下落の最安値であるAを起点とすると、ABCが出た時点でチャネルが引けます。そうすると、いったん止められやすいCが出てきました。また、赤い矢印のポイントは逆張りでは要注意ポイントである事が分かります。第一波の戻し幅がレジスタンスラインになっていますので、ブレイクしてすぐにサポートラインに転換です。

前回の記事を含め、他の通貨でも検証してみて下さい。同じポイントで多通貨を検証すると、もの凄く勉強になります。