チャート分析 PR

トレンドの主たる時間帯

1日うちに、短期トレンドは1回~3回ほど出るのが通常の相場です。
短期トレンドが発生した時こそ、トレードのチャンスといえます。スキャルピングもデイトレードも、どちらも可能です。もし、トレンドが発生する時間帯が分かっていれば、効率よくトレードすることができます。

マーケットでは、ロンドン時間とニューヨーク時間の売買が多く、ゆえにトレンドが発生します。中でも、ニューヨーク時間に出るトレンドは、継続することが多いです。中長期トレンドを形成するときに、ニューヨーク時間が一番重要ではないかと思います。直近のドル円をみてみます。

ABCDEともに、全てニューヨーク時間です。1日の値幅を出すとき、ニューヨークが多いですね。レンジの日は値幅出ませんが、ニューヨークに投機筋が仕掛けるのでしょうか。Eは、昨日の年初来高値をつけたときの場面です。ニューヨークですね。ニューヨーク時間のトレンドが、大局の方向性を決めると言えます。

ユーロドルも、もちろんニューヨーク時間に動いています。

値幅出たところは、ニューヨーク時間です。

もちろん、ニューヨーク時間しかトレンドは出ないわけではありませんし、「そうなりやすい」というだけです。しかし、アジアもロンドンもレンジで、ニューヨークに動き出したときは、その日の大舞台となる可能性は高いです。ボラティリティが出るということです。ロンドン時間に大きく動いてしまえば、ニューヨークは静かな日になるかもしれません。

ですから、アジア→ロンドンの流れを見て、「ニューヨークはどうなるか?」とチャート分析する必要はあります。

ポジションを持ち越すときも、その日にロンドンかニューヨークで値幅が出たのか否か、を考えます。ニューヨークまでずっとレンジ相場なら、ニューヨークに値幅出す可能性がありますし、ロンドンで既に値幅出しているなら、ニューヨークは調整が入ると考え、持ち越しをしないなど判断します。

ひとつ言えることは、トレンドが発生するニューヨーク時間はよく観察すべし、ということでしょうか。ニューヨーク時間のトレンドは重要なので、避けて通れません。