チャート分析 PR

豪ドルが値幅出る前兆

豪ドルが下げています。
相場が動いたときは、いかにスプレッドが狭い通貨ペアで、値幅を取るかが大事です。ですから、ドル円が動いていれば他の通貨ペアをトレードする必要がありません。そんな中、豪ドルも動いています。コロナショックから1年間上昇トレンドで、直近半年はもみ合っていました。そして、0.7100を下抜けると、いよいよ下降トレンドの可能性があります。

日足を見てみましょう。

小さいネックラインで止められているのが気になります。

そのうえで、現在0.7100でもみ合っています。節目で反転して節目で止まっているので、テクニカルで動いているということです。0.7100より上にいけば、再度もみ合いです。逆に、下抜けると下降トレンドが強くなりそうなチャートです。

1時間足で細かく見てみます。

直近数日でY波動が出ています。
ダイヤモンドに移行するかもしれませんが、Y波動が出たことは確かです。底値圏で高値切り上げ安値切り下げですから、売り買いの攻防があるようです。取引高が減らない証拠ですから、このあと下抜けると、下降トレンドになるかもしれません。その点を頭に入れて監視するようにします。

オシレーターだと、売られ過ぎに張り付いているでしょう。しかし、強いトレンドのときは、買われ過ぎや売られ過ぎは機能しません。トレンドは、否定されるまで続きます。

たとえば、下記の日足でAの箇所をみてください。

2か月間押し目なく上げています。細かい下げはありますが、深押しがないです。下げたら買おうと思っても、下げずに上げていったチャートです。強いトレンドだとこうなります。Aを1時間足で見てみます。

2か月間、ローソク足が200EMAを下抜けできていません。これは上昇が終るかな、という下げた場面では買いが入り、そこからパーフェクトオーダーになって高値更新しています。とにかく下げないですね。

もみ合った場面を見ると、いろいろな形があります。ダブルボトムやY波動もあります。もみ合い時は、同じようなチャートパターンはありません。毎回違う高値と安値の切り上げや切り下げがあるのですが、どれも高値ブレイクしています。

後付けで見ると当然わかりますが、現在のチャートは未来がありませんから、過去の傾向からパターンを認識するのがトレードです。0.7100という節目でY波動というチャートパターンが形成されたので、戦略を立てやすい場面です。実際のトレードするかは別としても、オージードルのような、テクニカル的な根拠を見つけると楽になります。イメージ通りになればポジションを持つ、イメージ通りにならなければ他の通貨ペアにする、というだけです。