ドル円のボラティリティが高くなっています。125円台にのせたとき、一時的に高くなったのではなく、その後もリクイディティを伴っています。欧米の投資家が参加しているのでしょう。1日経過し、ドル円がヒートアップする場面は何度かありました。そのとき、逆張りもしますが、10分間はかなりの値幅が出るので、注意した方がよさそうです。
さきほどのドル円を見てください。
21時間軸半ころです。
ネックラインを下抜けた、というのもありますが、短期トレンドが出はじめると追随してどんどん順張り方向へ進みます。反転なく値幅だすので、途中で逆張りすると危険です。おおよそ10分はじりじりと順張り方向へ値幅出すと考えておいた方がいいですね。ちょっと動いたから逆張りするのではなく、勢いがあるトレンドが出たら、絶対に10分は気を付けるべきです。逆張りよりも順張りの方がよさそうです。
今朝の短期上昇トレンドも同じで、10分間はじりじりとかなりの値幅出します。
昨日の125円タッチしたときの相場も同じようなものです。
最後の10分で、オーバーシュートしています。
もちろん10分で終わるのではなく、20分続くこともあるでしょう。少なくとも、数分で逆張りにかける、というトレードは危ないです。私はチャートのようにエンベロープで見ていますが、ゾーン③より外側にでるとそのあとオーバーシュートする相場と捉えています。トレンドが出始めたら順張り、オーバーシュートしたら逆張りという戦略が立てられます。しばらく同じような相場は続きそうなので、自分なりのトレード基準を作ってみてください。
ちなみに、上記チャートは、全て押し目や戻りがない短期トレンドです。空間を伴った押し目、戻りがあると、そのあとさらにトレンドがでる可能性高いので、第一波、第二波、第三波などのうち今がどの波なのかをチェックします。23:10時点のチャートで、下記のような空間ができています。
戻りをつけて、さらに122円割れを目指す値動きもわかります。また、戻りのあとの下降トレンド回帰では、10分ほどじりじり下げています。このように、トレンドを少し分析すれば、同じようなトレンドが継続する限り戦略は立てやすくなります。相場はかわるので、そのときどきに応じたトレードをしていくしかありません。