今日は月末で、ロンドンフィキシングではドル買いが出るとのヘッドラインが多いでしょうか。確かに、月足で見ると上ヒゲがなく、下ヒゲ大陰線です。最終日の今日も陰線の下部にいますから、ドル売りが続いた月でした。
トレンドが調整に入ると、トレードは難しくなります。
上がったり下がったりですから、どれだけエントリーしても、勝ちも負けも交互にやってくる印象です。こういうときに、無駄なトレードをしてメンタルを崩していると本末転倒です。
土俵外で勝手に戦い、必要以上に傷を負っているのは、外からみたらもったいないでしょう。トレンドが出るまでしっかり待たなければなりません。その意味で、今月のドル円は難しいと思います(いつも難しいですが)。
ただ、毎日どこかしらにチャンスはあるわけで、トレードに困ることはないでしょう。これが短期トレードのメリットです。強烈なボラティリティとリクイディティがあるのが為替市場です。相場が動いた日は、毎日「昨日の相場で一か所だけエントリーするとしたらどこが適切か?」と考えるようにしています。
アジアの仲値で急騰したものの、安値を切り下げるY波動です。
高値を切り上げないままロンドンに突入したので、ヘッド&ショルダーズっぽくなり、Aがショートのポイントかと思います。実際には、A前後でたくさんトレードしてしまったのですが、もし1箇所スマートなトレードをするとしたら、Aでショートするのがベストかなと考えました(利幅は考慮していません)。
相場の流れを、全て説明できなくてもいいです。
たった一か所でいいので、自分なりにテクニカル的な説明ができるようにしたいです。毎日、監視している通貨ペアでこれをやれば、かなりスキルアップすると思います。