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NY時間のトレンド

今日のドル円は、仲値前後で上昇しました。
これで、1時間足で見るチャネルラインは上抜けしたでしょうか。3/10の雇用統計からスタートした下降トレンドは終了かもしれません。2週間続いた下降トレンドは、下げ方は強くない印象です。雇用統計でつけた安値から450pipsほど下落しましたが、ニューヨーク時間に下げないんですよね。

トレンドが強いときは、ニューヨークで安値をさらに更新するイメージがあります。しかし、当日安値を更新した日は、今回は「123」の3回だけでした。2はFOMCですから、通常の値動きで安値更新したのは1と3だけでした。個人的なトレードでは、「ショートしたのにニューヨーク時間に損切り」、という内容が多かったです。トレンドが強ければ、ロンドン前半で下げ、ニューヨーク前半でも下げるのですが、今回はそうではなかったです。

これは仕方ないかな、と思います。
トレンドが強くならないテクニカル的な理由は、もみ合いだからなのでしょう。日足を見てください。

移動平均線は、短期・中期・長期ともに収束し、完全にもみ合いです。いきなり下降トレンドが出る環境ではありません。しかし、トレンドを期待してホールドしてしまうのが感情です。今年は、もしかしたらずっともみ合いかもしれません。そうすると、トレンドフォローで大きく稼ぐことはできません。スキャルピングも難しくなるでしょう。

今週は企業の期末で、金曜日は月末・期末のロンドンフィックスがあります。4月からも大きなフローがなければ、あまり大きなトレードはできない前提にするつもりです。ドルや欧州通貨が動かなければ、豪ドルクロスの豪ドル/米ドル、ユーロ/豪ドル、ポンド/豪ドルあたりでトレードするかもしれません。

それでも、ニューヨーク時間にトレンドが出なければ、市場をまたぐポジションも注意したいです。どちらにしても、トレンドが発生したらニューヨーク時間の動向は必ずチェックしておきたいと思います。