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ドル円|3つの市場の節目

ドル円、クロス円は引き続き下降トレンドです。下落基調ですから、戻りがあっても何日かすると下がっていることになります。ただ、流れが下だからといって、どこでショートしてもいいわけではありません。反発するところはしっかり上げてきますから、ショートのタイミングが重要です。

目線が下だとしても、ショートして反発したら損切りすることが大切です。自分がエントリーしたときだけ急騰すると悔しいですが、それはしかたありません。損切りだけはすべきです。昨日のドル円で反発したポイントを5分足で見てみます。9時、18時、24時前に安値更新を目指すものの、3回とも急反発しました(ABCの箇所)。

Aがアジア、Bがロンドン、Cがニューヨークです。それぞれ、ここから下げてもいい局面で、安値トライが意識されますが、反発しています。こういうポイントでショートして損切りをしないと、短期的な底でつかまってしまいます。

アジア、ロンドン、ニューヨークのそれぞれの時間帯で、それ以上は安値をつけさせない圧力を感じます。ですから、目線は下でも買いの圧力があれば損切りはしっかりすべきでしょう。こういうチャートを見ると、損切りの大切さがわかります。あるいは、目線と同じ方向へ進み出したら、すぐに利食いせずに、利幅を取る大きなトレードする大切さもわかります。

チャートには、ABCのような節目があります。一度意識された節目は、次に同じポイントにきたとき、再び意識されるネックラインになります。目的なくチャートを見て値動きを追っているだけでは、情報を読み取るこはできません。反発、反落、ブレイクした箇所や、直近の高値、安値など、節目は限られますから、丁寧にチャート分析していきましょう。そうすれば、『ここから下がりそうだ、上がるかも』というちょっとした気づきが出てきます。それがエントリーにつながります。