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デイトレードでOCO注文を活用する

エントリーしてポジションをホールドしようとするとき、出口(利益確定と損切り)を決めなければなりません。しかし、エントリー後の値動きを完全に予測することは不可能であり、チャートの形は刻々と変わっていきます。ですから、利益確定と損切りをエントリー前に決める必要はない、という考えも正しいです。

 

ただ、イグジットの基準を決めるとトレードが楽になります
私の場合は、ロンドン時間にエントリーしたら、ロンドンフィックスには決済する、という「時間の基準」があります。また、水平のサポートやレジスタンスがあれば、その「価格帯を基準」にすることもあります。

どちらにしてもイグジット方法はたくさんあります。特に、デイトレードはポジションホールドが何時間にもなるので、常時ポジションを監視することはできません。そこで、イグジットのOCO注文(指値と逆指値)が役立ちます。

①いつOCOを入れるか

まず、成行でエントリーします。
指値や逆指値でエントリーすることは、私はほぼありません。ポジションを持ったら、含み益が出るまでチャートを見ています。10分~30分くらいが多いです。含み益になったら、ひとまず安心し、そしてOCO(指値と逆指値)を入れます。OCOを入れたら、チャートから離れることができます。

エントリーしてから含み益にならない場合、成行で損切りすることも多いです。含み益にならないということは、そもそもエントリーポイントが間違っています。損切りするときは、ポジションホールドが短い場合が多いです。

②どの価格にOCOを入れるか

ネックライン(サポートやレジスタンス)を、思っている方向とは逆にブレイクしたら損切りになるよう、逆指値を入れます。注意点は、真横のネックラインだけでなく、斜めのラインも活用することです。損切りポイントを一言でいうと、「ココを抜けたらイメージが否定される」箇所です。「ココを逆行したらやばい」ポイントを探しておき、そこを超えたら損切りになる注文を出しておきます。

指値は、次のネックラインに到達する価格帯があれば、そこに入れておきます。

デイトレードでは、損益率を上げることが何よりも重要です。損切り幅よりも、利幅を広く取りましょう。そのためには、エントリー前に、「ココまでホールドする」「ココを抜けたら損切りする」というポイントを見つけおく必要があります。それが見つかれば、OCOを入れておくだけなので、イグジットがとても楽になります。

スキャルピングは、イグジットは感覚的な部分が大きいです。デイトレードは、感覚ではなくテクニカルでイグジットしなければなりません。OCOを活用して利益が出始めると、トレードが安定してきます。なぜなら、エントリー前の期待値に基づいた正しいトレードができるからです(検証もしやすい)。

トレーダーの多くは、チャートが形成されていく過程で、自分で判断してイグジットしたいと考えるかもしれません。また、エントリー後の値動きを見て臨機応変にイグジットすべきだ、という意見もあるでしょう。しかし、裁量で判断していると、損大利小になるのがオチです。含み益はすぐに利益確定したくなり、含み損は確定させずに戻るまで待とうとするのが普通の人間の心理です(プロスペクト理論)。

いつも裁量だと、プロスペクト理論に負けて定期的に損大利小になります。かといって完全にOCOにするのも現実的ではないでしょう。ですから、基本は裁量で判断し、場面によってはOCOを使う、などの活用が良いのでしょう。エントリー前から利食いと損切りが明確なときは、OCOを使うなど。

絶対に裁量、もしくはOCOではなく、併用してトレードを楽にする使い方がおすすめです。OCOを使うと、ポジションホールド中に無駄な心配をすることがなくなるので、メンタルが楽になるというメリットもあります。

①感情に流されないイグジットが可能になる
②チャート監視の負担が減る

よって、トレードが改善するかもしれません。OCOを考えたことがない方は、実験してみてください。