トレードスキル PR

トレンドのどの部分なのか

トレンドが発生したときに必ずチェックすることは、「今、そのトレンドのどの部分にいるのか」です。数十分単位の短期トレンドも、数ヶ月の長期トレンドも同じです。リアルタイムで見ているとき、短期トレンドで考えると分かりやすいです。

昨日のオージー円で見てみます。ニューヨーク時間に、短期上昇トレンドが発生しました。1分足です。

チャートの右側に上昇トレンドがあります。トレンド毎に波が違うので、今回はどんな動き方をするのかに注意を払います。わかりやすいトレンドは、しっかりと「押し目をつけて」メリハリのある上げ方をする場合です。BCDのように押し目を付けると、エリオット波動でいう第一波(推進波)と押し目の第二波(修正波=小休止)が分かるので、数分先が比較的イメージしやすいです。

移動平均線まで押し目をつけ、トレンド回帰して上げていきます。このチャートではトレードしませんでしたが、スキャルピングするときは、私は上記のような形で入るようにしています。Bで押し目をつけると、CやDも同じように押し目をつけることが多いからです。押し目ができると空間ができますので、分かりやすいのではないでしょうか。

逆に、ブログにも書きましたが、ブレイクした直後で第一波が形成されていないポイントだと、ショートかロングか迷うことが多く、結局負ける場合が多いです。「プライスが動いたからスキャルしまくる」のはよくないですね。短期トレンドの、「どの部分なのか」が分かっていない状態でトレードしている状態です。

トレードはどこでもエントリーは可能です。
ただ、適当にエントリーすると、イグジットが難しくなります。自分が得意な形を見つけ、それが出るまで待つことが、無駄なトレードを省いて安定した利益につながります。