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イメージできるホールド時間にする

4時間足が押し目を作るとき、15分足では値幅を伴った下げ方をします。そうすると、ローソク足が200EMAよりも下にくるので、15分足だとトレンドフォローに見えないです。

現在の相場で見てみましょう。
ポンド円の4時間足です。

移動平均線はパーフェクトオーダーで、明確な上昇トレンドです。そして、ABでは、ネックラインできれいに反発し、S波動が出ています。もし、AやBでロングすれば、かなりの利幅が稼げます。1日ホールドしただけで100pipsオーバーですから、理想的なデイトレードですね。ネックラインを下抜けた箇所で損切りすればいいですから、損益率もよく、現実的にエントリーできるポイントです。

では、ABの箇所を15分足で見てみましょう。

15分足だと、エントリーポイントだけ考えるとトレンドフォローではありませんね。むしろ、下げたときにロングするので、逆張りっぽくなります。ただし、4時間足では絶好な押し目です。トレードは、このマルチタイムフレームの活用が本当に重要です。上位足の流れを把握していないと、絶対にAやBで「ロング目線」にすることはできないです。

AやBでロングしなくても、「ネックラインで反発した」という事実を確認し、15分足で上昇パーフェクトオーダーになったときに、初めてロングしてもいいでしょう。大切なことは、エントリーするまでのチャート分析ができているかどうかです。ABをおさえておけば、どこでロングしてもいいのではないでしょうか。エントリータイミングは、トレーダーごとにルールがあるはずです。「上げるならココから」というポイントがわかれば、損切りが決めやすいので、損益率が良いトレードが可能です。

とはいえ、理想はAやBでロングすることです。どちらも、ニューヨークタイムにかけて上昇しています。Bでは、反発したとき、「このあとニューヨークは上昇か下落か」と考えることが大切です。数時間ホールドするなら、数時間先をイメージします。このイメージが重要です。今から上がるか下がるかだけを考えるのではなく、ポジションを決済するときの状況をイメージしましょう。

私は、デイトレードで3時間~6時間くらいのホールドが多いので、「次の市場でどうなっているか」をイメージします。欧州前半でポジションを持ったら、欧州後半からニューヨーク前半にどうなるかをイメージします。スキャルピングなら、今もったポジションが、数分から数十分先上がるか下がるかを考えます。何時間も先は考えません。

AやBでポジションを持つなら、その先、たとえば6時間後にどのようなチャートになっているかをイメージし、確率的にそうなりそうで、かつ損益率がいいならエントリーすればいいでしょう。ネックラインで反発したからエントリーするだけでは、根拠がうすいです。イメージができた方がいいですね。6時間なら6時間先に上げているかもしれない、というイメージをするといいです。ポジションホールド時間が決まっていないとできないので、あらためて、自分はどれ位のホールド時間が多いのか、考えてみてください。

あるときは15分足のホールド、あるときは2日間ポジションをホールドする、では統一性がありません。出口に関するルールがないのと同じです。まず、だいたいのホールド時間を決めた方がいいかもしれません。相場に合わせて「変幻自在にホールド時間をかえる」のが理想かもしれませんが、これは上級者でも難しいです。私もできません。時にはできるかもしれませんが、3時間から6時間という基本があるからこそ、たまに可能になるだけです。

このように、ポジションホールド時間をおおよそ決め、その間のイメージをしてみてください。イメージできる時間が、自分に合ったスタイルだと思います。