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スキャルピング|1分足じりじり相場

スキャルピングの逆張りで、難しいポイントの一つに、「じり高やじり安」があります。連敗しやすいポイントといえます。損切りし、(上昇トレンドの場合)次のローソク足が、前のローソク足の高値と安値を切り上げたときは、疑った方がいいです。

次のチャートは、じり高の場面です。
3/22(木)25時前後のユーロ円1分足です。
アメリカ政府が、中国への知財侵害関税500億ドル相当を発表をしたときの相場です。

Aの箇所がじり高です。
損切りして次のローソク足でショート、これを繰り返していると、すぐ連敗します。ローソク足だけみていても、じり高がいつくるのか、いつ終わるのか、全く分かりません。相場環境を見る必要はあります。

今回は、まずダブルトップのネックラインを上抜けましたので(3本の白い水平ラインの真ん中)、ショートを連続するのはちょっと危険です。ネックライン抜けた直後の逆張りは注意です。この相場を見ていた方はお分りだと思いますが、この時、ボラティリティが急増してティック回数が多くなっていました。

つまり、売買が急増してネックラインを抜けたので、注意すべきラインということです。あとは、じりじり進む本数でしょうか。私は、(曖昧ではありますが)10本(10分間)は続くかな、と考えます。じり高がきたら、10本は待とうとします。その前に反転することも多いですが、10本待つと連敗がとても少なくなります。

正確に10分後に反転するなど当たるはずないのですが、10分位してレジスタンスラインにあたったら、一回反落する確率が高くなります。壁に当たるまで値が進んだ、という見方です。今回は、ダブルボトムの2倍と、BCDの直近レジスタンスラインが重なっています。

じり高(じり安)のときは、ローソク足だけでなく、なにかしらのテクニカルに当たるまで進む、と考えるといいかもしれません。じりじり、かつ、値幅出すときは、ファンダメンタルが出たときです。ファンダメンタルで動いてテクニカルで止まる、というパターンです。