雇用統計で、ドル円は指標発表から1時間でエリオット波動が出ました。1分足の短期トレンドで、下記のような形になるとスキャルピングはやりやすく感じます。イメージ通りのトレードができる、という内容になるとストレスが少ないので、継続できるテクニカルです。(イメージ通りといっても必ず大勝ちできるわけではありません)
第1波はどこまで出るかわかりませんから、着目するのは第2波の戻りとトレンド回帰する第3波でしょう。順張りするなら、第3波と第5波を取っておきたいです。一番の判断材料は、移動平均線が下向きで、ローソク足が移動平均線より下にあることです。つまり、高値を切り上げるかどうかの大局を見ています。高値を切り上げずに下げ始めれば、売り圧力があるということです。
どこまで下げるかは、値幅を見ます。
また、戻りの修正波は形が異なることがほとんどなので(下記AB)、惑わされないことでしょうか。
1時間という短いトレンドではありますが、1分足だといろいろな情報があるのでスキャルピングなら根拠あるトレードが可能です。これは1分足のメリットと思います。15分足だと、下記のように一時的な下落でしかありません。長い陰線が数本あるくらいです。
同じ相場だとしても、他の通貨ペアは異なった形になりますから、根拠が持てる通貨ペアでトレードすれば良いでしょう。同時刻のユーロ円1分足は、戻りなく急落しました。
テクニカル的に、このチャートからスキャルピングの判断はしずらく感じます。戻りがないと、チャートの形がでないので難しいです。もちろん根拠があれば、どの通貨ペアでどんなトレードをしてもOKです。
エリオット波動は、個人的には好きな部類のテクニカルです。ただ、イメージ通りのエントリーができるかどうかは、その先の話なので実践が必要です。勝てる土俵をテクニカルで作り、実際にトレードするのが次のステージです。リアルタイムではチャートが動いていますから、「こうなるかもしれない」という想定になります。いろいろな相場でトレードしましょう。