チャート分析 PR

介入3回の短期トレンド特徴

金曜日のニューヨーク時間に介入があり、今朝もありました。
介入には規則性がないので、予測はとても難しいですね。9/22の介入を含め、どんな値動きだったのか見ておきます。まず、9/22のときです。

介入を見るのは10年以上も前なので、前回(10年以上前)は参考になりません。今回の相場は全く別物です。どんな値動きになるのか、さっぱりわかりませんでした。この下げ方は衝撃がありました。

ただ、「介入なんてあったら1000pipsは下げる」と考えていたので、終わってみればたったこれだけか、と感じたトレーダーも多いと思います。1分足だと、2段下げで、大きな戻りが1回ありました。急降下するのではなく、戻りをつけたので普通にトレードできるという印象です。

そして、先週金曜日の介入です。

3段下げです。
テクニカル的に、エリオット波動がでているのでN字を意識して順張りも逆張りもスキャルピングできます。これは、ロングでもショートでもトレードしやすい相場だと思います。9/22は2段下げでしたが、今回は3段下げ。

どちらも、第一波から同じくらいの値幅を出しているので、値幅計算もしやすいです。値幅があるだけで、見方はいつもと同じです。値幅とスピード感がすごいので、ビビらないで入れるかどうかでしょうか。今後介入があっても、普通にトレードすればいいのか、と週末は楽しみになっていました。

しかし、今朝の介入はN波動がでませんでした。
たったの数分で下げは終わり。ほぼV字回復で、ボラティリティもすぐになくなりました。とてもトレードしにくかったです。

このように、介入毎に値動きが異なります。
戻りをつけて下降トレンド回帰してくれればいいのですが、V字回復も意識しないといけなくなりました。介入に慣れてきて、それを逆手に取り、とにかく買いが入るのでしょうか。1回のイベントで大損すると、後悔しか残らないので、ここぞとばかりに儲けようとしないように注意したいです。

そして、次の介入は、数分間様子見して買いで入るのもありかと思ってしまいます。しかし、介入以外は、ほとんどボラティリティがありません。特殊な相場になりそうなので、他の通貨ペアで通常のトレードを心がけたいと思います。10月~12月は、これまでとは値動きの要因が変わる前提で、よく考えながらトレードします。