チャート分析 PR

短期売買のイメージ

9時を過ぎてからドル円が下落しています。
チャートでは高値圏でもみ合い中なので、口先介入が出ない限り、下げは限定的でしょうか。昨日触れた1時間足の移動平均線で見ると、まだ右肩上がりです。ただ、あと数十pipsで200EMAを下抜けます。

142.50円が昨日の安値ですから、勢いよく下抜けるてさらに100pips下げると、ダブルトップの完成となって一時的に急落もありえます。ひとことでいうと、今日の相場は高値圏の「もみ合い」です。アジアは口先介入を警戒して下かもしれませんが、ロンドンから上に変わる可能性もあり、142.50円を下抜けない限りレンジです。

1時間足の移動平均線の傾きが変わるまで時間がかかるので、下向きに変るなら来週以降になるでしょう。5分足だと、下記のように142.50円がサポートです。

ラインを引く時は、1時間足みたいに相場を上段と下段に分けます。あとは、N波動を意識して短期トレンドでトレードするイメージです。また、どの時間帯を主戦場にするかにもよります。私はロンドンからニューヨークがトレード時間なので、アジアでできた高値と安値を目安にトレードします。

これを、監視している通貨ペアで行なうようにします。
大きな流れと、高値・安値のネックラインを見つけ、N波動のイメージを作る。大切なのは、どんなチャートになるのかイメージすることです。イメージすると、それが崩れた時に無駄なトレードをしなくて済みますし、イメージ通りならポジションを取って勝ちトレードになります。後付けのチャートをもとに、未来を予測することでしょうか。

トレードで勝つには、未来にフォーカスしなければなりません。未来と言っても、数十分とか数時間単位でOKです。先が長くなるほど、イメージしにくくなります。だから、短期売買ですぐ近くの未来だけを考える。あまり先のことを考えても難しくなるだけです。これが短期売買のメリットです。