チャート分析 PR

経済活動が再開

さきほど、39県の緊急事態宣言が解除されました。私が住んでいる地域はまだ解除されていませんが、少しづつ経済活動が再開されますね。

3月は、ドル円が1,000pips暴落して全戻しするなど、経験したこと無い相場となりました。マイナー通貨ペアだと、ユーロオージーは1時間で1,000pips暴騰する場面もありました(3月19日)。

アフターコロナは、マーケットがどうなる全く分かりません。一つ言えることは、今回の相場は、歴史に残る値動きだったことです。このような、ショック相場を初めて経験した方もいらっしゃると思います。新型コロナウィルスに対して、誰もが命の危険を感じたと思います。これは、私も同じです。自分がかかったらどうなるだろうと思っていました。その最中、この相場でトレードできたことは、経験にもなったと感じています。

しかし、また忘れ去られるのが相場です。
年月が経過したとき、どんな相場だったのか全く記憶にないのでは、経験値になりませんから、覚えておくようにしたいものです。

さて、先週の雇用統計から4日目となりました。ドル円含めたドルストレート、およびクロス円は、じりじりと下げていますね。雇用統計が起点になったことは間違いないでしょう。

たとえば、ポンドドルを見てみます。

これは週足ですが、昨日のネックラインは下抜けて、次のネックライン目指しています。週足だと、チャートの一番右のローソク足が今週で、明らかに陰線ですね。月曜日のアジアタイムが最高値です。これは、雇用統計後の翌週ということで、新たな流れが始まったのでしょう。

「雇用統計やFOMCの後の流れは注目する」ことについては、何度も書いてきています。1日経過するごとにその重要性を忘れてしまうので、気を付けています。上記週足のように、ポンドドルは中長期の下降トレンドです。また、ユーロドルも同じように下降トレンドなので、何かをきっかけに急落すると、ポジションが取りやすくなるのではないかと期待しています。ドルストレートが下落すると、クロス円のポンド円やユーロ円も下落します。

現在は21:30ですが、ポンドドルとポンド円、ユーロドルとユーロ円は連動して下げ基調です。

実際のトレードするのは1分足や15分足など、短い時間軸になりますが、大局の把握は基本中の基本です。どんなに1分足で分析しようが、週足含め、大局の流れをわかっていないと、「井の中の蛙大海を知らず」ことになります。

日本だけでなく、これから世界でも経済活動が徐々に再開してくるはずです。相場も多少は動くようになるかもしれません。そのとき、右往左往しないようにしたいです。ファンダメンタルまで分析する必要はありませんが、中長期トレンドはしっかり把握してトレードに臨んでください。