ドル円が111.00付近と、高値圏でもみ合っています。日経は、3月後半から上昇トレンドでしたが、とうとう半値押しの22,000円を下抜けました。ダブルトップつけてフィボナッチ50.0％より下へきた事になります。上昇トレンドの終焉でしょうか。日経が下げている中、ドル円は上げています。日足陽線が昨日で5日目、今日も高値圏ですね。環境を見てみましょう。
ドル円の15分足です。
チャートは、昨日のニューヨーククローズまでです。
まずチェックするのは、移動平均線です。
パーフェクトオーダーですね。そうなると、チャネルラインが引けます。ABときて、そのままラインを伸ばすとDになります。このDは、昨日のヨーロッパタイムです。トレンドライン、サポートライン（当日安値）、200EMAという3つの支持帯です。強いネックラインですね。反発するならココ、ダメなら上昇トレンド終了というポイントでした。
デイトレードでは、こういうDでエントリーし、下抜けたら損切りし、利は伸ばすようにします。実際に上昇するかは別として、損益率が上がるポイントです。2つ以上の根拠があれば、エントリーを考えます。今回は3つの根拠があります。これで上昇しなければ、諦めがつくポイントということです。
現在の15分足は、次のようになります。
3本の移動平均線が、トレンドラインを下抜けるでしょうか。ニューヨークで上昇しなければ、25EMAが完全に下抜けます。上昇トレンド中ではありますが、上げる力が弱まっていますね。
昨日まで機能していたチャネルラインですが、消して、新たにラインを引き直してみます。ラインを引く時は、移動平均線の傾きに合わせるのがポイントです。大局は、200EMAに合わせます。
アウトラインが１→２ときて、レジスタンスラインが111.00付近、200EMAに沿ったトレンドラインを引いています。引き方は無数にありますが、私はこのように引いています。ちょっとゴチャゴチャしています。エントリーするポイントが、見当たらないという感じですね。
分からないときは、上位足を見ます。
1時間足です。
111.00円で止められ、押し目を作るかどうか、移行していくイメージが持てます。1時間足の25EMAにのってトレンド出してきたので、次は75EMAに当たるまで押すでしょうか。その場合のネックラインは、110.50～60です。レジスタンスは111.00円付近です。その間に挟まれている限り、様子見でしょうか。トレンド→レンジの繰り返しでいうと、昨日までトレンドで今日から上げる力が弱まってきているのが読み取れます。
