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指標後のドル円

雇用統計後のドル円ですが、上昇トレンドラインにタッチしてNYクローズしていると考えていいと思います。

トレンドラインを下抜けると、3本の移動平均線よりローソク足が下になるので、上昇トレンドは否定されます。日足だと、113.00円の上ヒゲが気になります。

今回で5度目のトライ失敗ですね。奇妙なヒゲです。113.00円に何かあるのでしょうか。上記1時間足の三角もち合いの先端でもあり、今週は短期トレンドも新しい波が始まるかもしれません。心の準備だけはしておきたいです。

では、雇用統計の1分足を見てみます。

Aが発表直後の押し目でしたが、どこまで上げるかはちょっと分からなかったです。113.50円はタッチするかと思いましたがそれもなく、Bまで下げました。ここから反発したので、BがネックラインになることはCまでいかなくても分かりますね。Cにきたときは、ロングした場合は損切りしないと危険です。スキャルピングで大損はこのようなポイントで起こりやすいので、抜けたら切るか、様子見することです。

今回のポイントは、このCでしょうか。下抜けた直後に戻すのですが、1分後に反落、完全にネックラインがレジスタンスラインになって反落しています。そうすると、ダブルボトムのネックラインを下抜けましたので、値幅が出ることを想定した方がいいでしょう。

特に、指標の起点まで戻ってくると、いってこいです。指標や要人発言で、急騰・急落した起点まで帳消しになると、今度は最初とは逆方向へ急激に進むことがありますからね。これがY波動です。このネックラインを下抜けると、ダブルボトムの天井から下げ始めた値幅と時間がそのままN波動として下げる続ける可能性が高いです。下げるかどうかは分かりませんが、本当に下げたときに、逆張りで捕まることが無くなります。(波を想定しているため)