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ドル円|もち合いブレイク失敗

現在のドル円を見てみましょう。
1時間足です。

先週の金曜に三角持合いを上にブレイクしたと見せかけて、また下落してきました。この画像は昨晩なので今はもっと下げていて119.50付近です。逆に、持ち合いのサポートラインをブレイクするかどうかにきています。

持ち合いをブレイクした後やサポート・レジスタンスラインをブレイクした後に、そのままトレンドを継続せずに逆行してまたレンジになるとか、よくあります。ですので、ブレイクしたからといってそのトレンド方向へ継続するわけではありません。

ブレイクしてもまた戻って入り込んでくるのか、それともトレンドが継続して完全にブレイクしたのかを見る必要があります。チャネルラインでも同じです。チャネルをブレイクしてもまた戻ってくる事がありますね。

もし、上記のようにブレイクしたのに戻って入り込んできたという時は、逆の力が強くなる事が多いです。逆の力と言うのは、今回でいうと下落の力です。上にブレイクしたと見せかけて下落速度を強めるとかです。

トレンドには2種類ありました。

①節目をブレイクして発生するトレンド
②節目を目指して発生するトレンド

このどちらかであるか、常に意識して下さい。1分足で逆張りをするのでも、これは大事です。今回は、持ち合いブレイクしたあとに121.00円は超えられましたが121.25円で止められました。前日から上昇トレンドが発生していましたので、トレンドの勢いで持ち合いをブレイクしただけに留まりました。

節目をブレイクしたら次の節目を必ずチェックしながらトレードして下さい。

ブレイクしたからその方向についていく、オーバーシュートしたから反転を狙うだけでなく、材料は一つではなく二つ以上は持つようにしたいです。