先週までのIMMポジションは次のようになっています。
円→売り越し
ユーロ→買い越し
ポンド→売り越し
相場の縮図ですので、機関投資家がこの方向へ進む事を望んでいる確率が少しだけ高いです。攻防に負ければ逆へ行くので、結局IMMの方向へいくとは限りませんが、我々個人投資家は、攻防にあるという状況を少なくとも認識すべきでしょう。ファンダって雰囲気なのですが、雰囲気をつかむ努力はすべきですね。トレンドを出すならココ、上昇下降の勢いを止めるならココ、というポイントを見つけるとトレードが楽になります。
IMMで売り越しのポンドを見てみます。
前回書いたポンド円で、サポートとして気になっていた139.50円のラインがありました。今日下抜けたのですが、N波動を出しています。
1分足チャートです。
やはり、この価格に何かあったのでしょうか、Aで攻防の後にきれいに下抜け、B(22:35)で下落のスイッチがしっかり入っています。通貨ペアにより、着眼するポイントを見つけ、それを継続して毎日チャートを見るだけで、嫌でも上手になると思います。