一昨日の夕方は、ベルギーのテロによる影響で、主要通貨ペアが一時的に暴落しました。特に、クロス円の下落が酷かったですね。1分足でみると、指標以外で第五ゾーンを下抜けているのを久しぶりに見ました。
クロス円の3通貨ペアを比べてみると面白いので、見てみます。
1.オージー円
2.ユーロ円
3.ポンド円
この3通貨ペアです。黄色い丸をつけたポイントで逆張りの買いをしています。エントリーした通貨と、していない通貨ペアの根拠は次の通りです。
1.オージー円
だらだらと下げ始めたので、どこで反転するかは分かりません。そこで、オーバーシュートするまではノーエントリーです。矢印の箇所では反転していますが、さらに下げる可能性もあるのでスルーです。最後の丸のポイントでオーバーシュートと判断し、エントリーしています。
矢印1つ目と2つ目から最後の丸まで、下げ方が同じ波ですね。前回お伝えした、時間的な要素も根拠になります。矢印の箇所は、5分間戻してまた下落、2つ目の矢印も5分間戻して下落しています。ということは、丸の箇所も、戻すなら5分位は継続する可能性が高いですので、5分までとはいわずとも、数分間はホールドしても良いポイントです。
2.ユーロ円
丸の箇所まで、だらだらと下げていますので全てスルーです。最後の丸でようやくエントリーです。一度損切りしたあと、最安値で再エントリーしています。ユーロ円はここのオーバーシュートの値幅が出たので、V字回復も期待しましたが、上昇の勢いが無かったので2分ほどで決済しています。
3.ポンド円
丸の箇所でエントリーしています。下げ始めの途中でも、ポンド円は第三ゾーンまできていて値幅がありましたので、他のクロス円を比べて反転が期待できたので入っています。最後に第五ゾーンを2回ついてますが、1回目はそれなりに取れましたが2回目は指標直後だったので、エントリーはしていますがロットは少なく、取り幅も少なかったです。
個人的には2回目の第五ゾーンは難しかったです。結果として10分で60pips戻していますので、小ロットでもホールドすべきでした。159.00円が大きな節目となっていたので、指標でここを下抜けてさらに下も考えたので仕方ないですが。
超短期トレンドは節目が重要です。反発するなら大きく戻しますし、抜けるならドカッと抜けます。同じクロス円の下落でも、注目通貨と節目により値動きは変わりますので、あくまでもチャートで判断することを心がけています。