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ドル円|雇用統計テクニカル分析

雇用統計のドル円を見てみます。
指標発表後は下げましたが、大事なのはその後の値動きを上手く取る事です。大きく動けば、必ずテクニカル的に動くはずです。利いているテクニカル指標が見つけられれば自信を持って張る、よく見つけられなければ張らない、というだけで無駄なトレードを防ぐ事ができます。

勝ててまぐれ、負けてああやっぱり駄目か、というトレードを繰り返すとどんどんドツボにはまっていきます。雇用統計発表後21:30~3:00までの1分足です。

発表後の大きな流れを掴むのは3本で充分でした。①は水平線です。長らく続いた三角もち合いの安値地点です。もち合いの三角ブレイクというポイントです。価格は119.45~50円あたりとなりますね。価格的なストップとテクニカル的なサポート地点です。

Aで一度下落が止まり戻しますが、今度はレジスタンスとなり完全な戻しポイントになりました。ここを上抜ければ、大幅にこの日のチャートの形は変わってきていたと思います。

そして、②のダウントレンドラインです。発表後のモミ幅となりますね。重要なポイントです。ラインが下向きですので、トレンドは下向き(ダウン)です。②を戻しポイントとしてさらに下落するのが分かりやすいチャートでしたが、下ヒゲを何度も出して下に行く力が弱かったようです。Bの地点で下にいくのを止められ、いよいよ小さな三角ゾーンができました。

Nの字で押し目を付けて②のレジスタンスラインを上にブレイクしました。そうすると、ずっと③の角度でラインが利いていました。Cがレジスタンスとなっていましたので、このまま上に行く事はなく、一旦止められました。小さな三角ゾーンができていますね。そしてここも上抜けて、トレンドが継続というチャートとなりました。③のラインですが、チャネルラインにすると画像にようになります。

監視通貨は、必ず復習なり分析をしてからその日のトレードを開始して下さいね。結局全戻ししたか、じゃあ今週もトレード開始しようか、ではなくて先週のチャートを理解してからトレードに望みたいです。昨日のチャートが把握できていないと、今日も把握できません。今回のラインの引き方は私の把握方法であって、正解はいくらでもありますので自分なりの分析で構いません。

そもそも、ラインではなく他のインジケータでもいいですし継続して分析できる
ツールを持っていればいいと思います。