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ニューヨークカットオプション

本日は、英国とEUのブレグジットに関する交渉の期限です。どうなるか分かりませんが、連日のようにヘッドラインでポンドが急騰や急落します。昨日だと、下記の動きでした。

ほぼ戻るので、1分足が急激に伸びた時は、逆張りをしていれば結構な利益になります。スプレッドが広がったとしても、10pips~30pipsは楽勝で勝てます。しかし、この勝ち方は期間限定で、交渉期限が終わればこの動きは無くなります。また、本当に交渉が終わった時は、上昇か下落が数時間続く可能性があるので、逆張りは要注意です。

暴落したら買い、は何度も通用しますが、味を占めて暴落して必ず買い続けていると、本当の暴落時に大損するのと同じです。

去年の10月に、ヘッドラインで逆張りでサクサク勝っていましたが、交渉がまとまって急騰が止まらず、大損したのは、この私です。99回は反転しても、最後の1回が反転しないかもしれません。逆張りには注意してください。

さて、今日はネットを見ていて、「ドル円105.00円の下抜けは難しそう」というコメントを多く見かけました。理由は、ニューヨークカットオプションがあるから、ということです。確かに、オーダー情報では注文が入っています。

一般的には、オプションがあると、権利行使するまではその価格から乖離することがないため膠着する、と言われます。しかし、動く時はオプション関係なく動くので、私はあまり気にしません。サポートラインやレジスタンスラインなど、ネックラインとして見ています。

ネックラインをブレイクすればトレンドが出ます。また、トレンドがネックラインで止まることもあります。オプションも、このように活用すれば、テクニカル的にトレードできます。「105.25円、105.00円、104.50円が節目になる」と考えておきます。オプションがあるから動かない、と考えない方がいいです。動いたかどうかは、結果論です。ファンダメンタルも頭にいれつつ、テクニカルでトレードしましょう。チャートがレンジまっただ中であれば膠着するかもしれませんが、ドル円は動きやすいトレンドの中にいます。

基本は、「大局がレンジかトレンドか」という大枠を認識することです。大局を把握することがで、全てのトレードが成り立ちます。森全体を見ることで、何が起きても居場所が分かります。