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ドル円は新たな相場へ

日銀が予想外の政策修正をしました。
マーケットは織り込んでいなかったため、ドル円は急落しています。

今月の最安値は、2日につけた133.60円あたりでした。ここを下抜けたあと、総裁会見時にレジスタンスになっています(下記チャートAのポイント)。また、3月から開始した上昇トレンドのフィボナッチ50.0%(半値押し)を完全に割りました。

12/7に書いた日足ヘッド&ショルダーズのネックラインも下抜けましたので、上昇トレンドは終わったと考えて良いかもしれません。押し目というには、下げ過ぎました。まだ下にサポート帯はありますが、もはや上昇トレンドのサポートと言えるかわからないほど下落したと感じます。

ここからは、3月から続いた相場とは別の相場になると思った方がいいかなと思います。依然として金利差があるから、いずれ上昇するというファンダメンタルではなく、上がるとしても別の要因になるでしょうか。

個人的には、なんとなくこの9か月間の上昇トレンドは、体験したことのないドル円のプライスでしたし、やりにくさを感じていました。介入前後も、非常にトレードしにくかったです。いったんこの相場は終わり、これからは視点を変えてトレードしたいと思っています。

さて、5分足を見ても133.60円はよく機能しています。
Aは1分足と同じ箇所です。

値幅も取れますし、しばらくはこのプライスがテクニカルの中心になるのでしょう。
上記は水平ラインしか引いていませんが、トレードするときは、必ず斜めのラインも引き、上位足~下位足までくまなくチェックしてトレードします。値幅が大きい相場では、ロットを下げて普段よりも利幅を大きく取ることを心がけています(これ以上は下げようもない位少ないロットですが)。

スプレッドの開きますし、損切り幅も広くなるので、スキャルピングといえども当然に利幅も広く取ります。損益率は常に意識します。値幅あるときの秒スキャは効率が悪くなるので控え、分スキャで10pips~30pipsくらいのイメージです。