デイトレードでポジションを取るとき、
タイミングをはかる時間軸は、15分足をメインにしています。15分足で、移動平均線がパーフェクトオーダーになったときにエントリーします(上位足でトレンドが発生している方向に)。
年初来高値更新を目指していた、直近のポンドオージーを見てみます。
15分足です。
1週間くらいで、①②③の上昇トレンドがありました。個人的には、ずっとロング目線にもかかわらず、明確なトレンドである①②③を全てロングし損ねました。さらに、③の天井でロングして損切りなので、さえないトレードです。
なぜこうなるのか?
ロング目線なのに上げはじめでエントリーできず、利食いすべき箇所で逆にロングするというミスです。その理由の一つに、時間軸が長すぎる点です。今回のトレンドだと、15分足でパーフェクトオーダーになってからエントリーを待っていると、タイミングが遅くなってしまうことです。
もちろん上記の15分足でパーフェクトオーダーになったときにエントリーすればいいのですが、15分足チャートがもう少しいい形になるのを待ち、ロンドン時間に様子見していると、するすると上がってしまい気付いたらニューヨーク時間になっていた、というものです。時間軸が長すぎるのかなと思いました。
そこで、5分足でパーフェクトオーダーになったときにエントリーしたらどうか。下記チャートは5分足で、15分足の①②と同じ場面です。
たしかに、パーフェクトオーダーになるのが早く、形もきれいです。15分足でロングするタイミングをはかるとき、5分足もチェックしているとエントリーに自信がもてるかもしれません。
15分足の③の部分も5分足で見てみましょう。
やはり、パーフェクトオーダーがきれいですね。
緩やかに推移しているので、判断しやすいかもしれません。15分足は移動平均線が急角度なのでちゅうちょするしたのでしょう。ただ角度が違うだけなのですが。
上目線であることが前提で、5分足で3本の移動平均線を見ていると、エントリーが早めに判断できます。もちろん今回の上昇トレンドに限ったことで、上昇の波が変わると上下動の規則性もかわるので、全てのトレンドに適応はできません。
しかし、トレードは改善していかないと勝てなくなります。5分足のパーフェクトオーダーも検証してみようかと思います。その場合、移動平均線のゴールデンクロスやデッドクロスがポイントになるでしょうか。パーフェクトオーダーになると、色で表示されるインジケーターはたくさんあるはずです。たとえばゴールデンクロスのとき、短期EMAと中期EMAのすき間部分が色付けされるものです。見やすくなり、見落としが無くなるのでしょう。いろいろ検証してみます。