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ドル円1年前の介入と比較

昨日は、ニューヨーク時間に200pipsの急落。
介入かどうかはわかりません。大切なことは、トレードで負けないことです。介入を見越してドル円をショートする「神田トレード」がキーワードになっています。昨日は1分足で長い下ヒゲなので、ショートも大して利幅が取れないでしょう。ただ、数秒で一気に含み益が増えることに、醍醐味かもしれませんが(たった10秒で100pipsとか)。

去年の介入時はどんな値動きだったのか、見ておきます。
同じ値動きになるとは思いませんが、介入があったときにトレードで負けないための参考にはなるでしょう。

まず、昨日の急落の1分足です。
かなり長い下ヒゲで、200pips下げました。全戻しではないもののV字回復の形ですね。1本だけ大陰線で、あとは急激にボラティリティが低下しました。トレードしにくい値動きに感じます。

去年の介入前後は、ここまでではないにしても、突然急落して全戻しする下ヒゲが何度もありました。去年10月のドル円5分足を見てください。

ヘッジファンドが、介入に乗じてポジション調整をしていたのかもしれませんし、本当に介入だったのかもしれません。介入なら緩い下げなので、投機的なポジションとにらんでいましたが。そうすると、昨日の下ヒゲもヘッジファンドの調整でしょうか。介入にしては、1分だけしか下げないのはあまりにも短すぎる気がします。

では、去年の介入時はどんな値動きだったのでしょうか。
1回目:1時間で500pips

2回目:1時間半で550pips

3回目:10分で400pips

3回目の介入(2022/10/24)と昨日の下げ方が似ています。
昨日は介入でしょうか?わかりませんね。

去年は、3回とも下げ方が異なりました。
それぞれ1段下げ、2段下げ、3段下げで全てN波動の形が違いました。介入があったからといって、ボラティリティが続くわけでもありません。トレードで負けないためには、期待してポジションを持たないことでしょう。去年はここぞとばかりに手数を増やして負けたので、今回は最低限の回数にしようかと思っています。基本的に、介入で儲けようと考えないことです。

介入などのきっかけがない限り、膠着する相場が続きそうです。介入があったらどうトレードするか、基本的な方針は自分で決めておいた方がいいかもしれません。

① 500pips下げたらロング
② 戻り売り
③ 完全に様子見
④ 突っ込み売り
⑤ 反発前にロング

いろいろ取り組み方はありますが、特殊な相場で利益を求めすぎないということと、大損は避けたいところです。