パーフェクトオーダーとＥＭＡ

昨日はパーフェクトオーダーについて配信しましたが、今回はパーフェクトオーダーの特徴について考えてみます。

パーフェクトオーダーの特徴
１．上昇のパーフェクトオーダーの場合、価格が下げると押し目になる。
（下落の場合は逆です）
２．さらなるトレンドが25EMAと75EMAにのって加速する。

まず１です。
パーフェクトオーダーという事は強いトレンドが継続していますので、トレンドが否定されて反転するには、一度では反転しないという事になります。25・75・200EMAのどれかに引っかかって、下落が止まる事が多いです。

続いて２です。
トレンドが加速する時は、２５EMAと７５EMAにサポートされて進んでいく事が多いです。トレンドは、押し目と戻しをつけてチャートを形成していきますね。この押し目と戻しが25と75になりやすいという事になります。

昨日のGBP/USDで上記の１と２が出ましたので確認してみます。5分足です。

③の25EMAにタッチしたポイントでロングでエントリーしました。①②③の順番で相場が流れています。③のパーフェクトオーダーだけ見ても分かりません。それまでの経緯を分析していないと駄目ですね。

まず①の時点で、下落のパーフェクトオーダーですのでロングで入る事は考えていません。②の時点で、もち合いになりました。この時、高値切り上げ安値切り下げですので、どちらかにブレイクするか分かりません。しかし、上にブレイクする直前に綺麗に高値切り上げてトレンドラインが引けました。そして上にブレイクして、絶好の押し目ができました。ここで２５EMAに乗ってきました。

かなり急激な角度が25EMAにできましたので、このまま25EMAを下抜けていく可能性は低いです。上記の経緯を踏まえて、③でロングしています。エントリーした時はパーフェクトオーダーの直前でしたが、分かりやすいポイントでした。

このような順番です。
また、赤い丸のポイント、トレンドラインと75EMAに乗ってさらに上にトレンド継続していますね。ダブルで利いているので強いサポートになっています。長くポジションを持とうとする場合、3本のEMAは常に気にしています。順張りの場合、この後どちらに値が走るかを考える事で大きく取れるチャンスがあると思います。

パーフェクトオーダーの時に1回で200EMAを下回ってそのまま下落する事は無く、トレンドが加速する時は25EMAか75EMAに乗っていきます。ただし、前回もお伝えしましたがEMAの角度が重要となります。EMAの角度が既に下を向いたパーフェクトオーダーは、継続しているパーフェクトオーダーとは言えません。

25が下向き、75上向き、200が上向きのパーフェクトオーダーはトレンドが終焉している可能性もありますので要注意です。

※本日、週刊SPAが発売されましたが、私が載っています。６月に発売されたYen Spaと記事の内容は同じですが、お知らせまで。早く負けスパイラルから抜け出したいものです。