FXの専業トレーダーは、生活費を主にFXで稼ぐ人です。本来はトレードを生業としますが、トレードがうまくいけば、それ以外に次のような様々な収入源を作ることが可能です。
①投資系YouTube
②アフィリエイト
③ブログ
④商材販売
⑤IB報酬
⑥出版
⑦会員制サロン
これだけではありませんし、やるかどうかは個人の自由です。これらの活動は、主に『話す系』か『書く系』に分かれます。自分のトレードを、話して伝えるか(YouTubeなど)、書いて伝えるか(ブログ、出版など)、それとも両方やるのか(商材、サロンなど)ということです。
トレード収入が基盤である
ただ、トレード以外の活動はすぐにできるものではありません。あくまでもトレードで勝てているからこそ成り立つものであり、負けている人のYoutubeを見たいと思われませんし、ブログの閲覧数も伸びないでしょう。出版依頼もサロン会員も集まりません。
トレードで勝てなければ、①から⑦の運営はできないと考えた方が良いでしょう。ですから、トレード収入が全ての基盤になるのです。YouTubeやブログを主な収入源にすると、どうしても主観が入ったり事実と異なる発言をせざるを得なくなるなど、自らの首を絞めることになりかねません。そうすると長続きしません。あくまでも副収入として付随的な位置づけが良いでしょう。
レバレッジを最大限に活かす
証拠金取引というレバレッジの仕組みを利用してトレードで勝ち、それを発信することでマネタイズするのは悪いことではありません。トレードで利益を上げるだけでなく、利益を上げるプロセスやノウハウをマネタイズすれば、違う収入源になります。SNSのおかげで、情報発信にもレバレッジをかけることができます。
トレードにレバレッジをかけ、
SNSでさらにレバレッジをかける。
トレード以外の収入は賛否両論ありそうですが、損益だけでみると①から⑦の活動はリスクがほぼありません。経費はかかりますが実損を被るリスクがないので、あとはリターンを得るだけです。お金が減るという大きなリスクがあるのはトレードだけです。
不安定ではあるものの、リスクがない収入が少しでもあると、精神的に安心します。そうすると、トレードでリスクをとってリターンを求めることもできますし、かりに負けても損失をカバーできるのでメンタルが崩れにくくなります。
専業トレーダーは孤独である
どのような姿を目指すかは、好みが分かれそうです。一つ言えることは、トレードが全ての基盤ということ。基本的に、専業トレーダーは自宅でチャートを見て分析、売買するので孤独です。
変な承認欲求や事業欲を出すと、トレードそのものが浮足立ったものになります。独りで淡々とトレードする孤独な職業であることは、けっして忘れてはいけません。トレード以外に活動に、色を出しすぎないのがおすすめです。まずはトレードでしっかり稼ぐのが基本です。