チャート分析 PR

先週までのイベント終了

先週は、FOMCで政策金利が0.25%引き上げ、バランスシート縮小の方針を示しました。リーマンショック以降膨れ上がった保有資産(主に米国債)を減らすことですね。BOJは、出口戦略の言及を避けて相場への影響は限定的となりました。マーケットは出口を期待していたようですが。アメリカ株式は、史上最高値更新しています。そろそろ下値調整も警戒されていますが、それでも高値更新しています。

英国MPCは、利上げ主張が1人から3人に増えて急騰しましたが、買いは続いてないようです。IMMポジションのポンドはショート継続で、戻りポイントになるかチェックしたいです。下げればポンドは売り中心でトレードしたいですが、下げを見越して入ると急騰とかありるので注意です。

今月前半のイベントが終わったのですが、個人的にはちょっと方向性が分からない印象です。ファンダメンタル的に予測するのは難しいので、意識しているのはファンダとテクニカルの方向性が一致するかどうかです。ポジションを持っても上下に振られるので、注意したいです。ただ、スキャルピングは、欧州やニューヨークで一過性のトレンドが出ますので、こういう時に取りたいです。

たとえば、先週金曜日のドル円1分足です。

数十分の短期トレンドでも、直近の高安値ブレイクを伴うと、波が出やすいです。第一波が基準となり、第二波・三波と出ています。3つの値幅は全て同じです。ボラティリティがある時期はよく見るのですが、方向感がつかめない時期だと、意識していないと忘れてしまう見方です。

チャートはGBP/NZDの1時間足です。

この1ヶ月は、きれいな下降トレンドです。このようなトレンドだと節目も機能しやすく、デイトレードもスキャルピングもやり易いのですが、この通貨ペアでスキャルピングをやることは無いです。FXはやり方が無限にあり、それが楽しい反面、大きな流れを見失ったり、値ごろ感のトレードをしがちです。

利益が出ている月は、間違いなくボラティリティが高くて値幅を出している月なのですが、そんな相場はいつも無いですからね。レンジの時期にどう利益を出すか、改善したいと思っています。相場は季節もので、いつも態度を変えるイメージが頭に浮かんできます。相場が正しく、柔軟に対応する姿勢が大事といえるでしょうか。