チャート分析 PR

イベント通過後のポンドチャート

昨日のドラギ会見は、あまり反応せずでした。
それまで、ユーロドルはボラティリティが久しぶりに高くなっていたので、乱高下を期待していたので個人的には少し残念です。1.1300のストップと1.1100のオプションが挟まれている感じです。オプションは今日消滅するので、ユーロドルの戦略は週明けを考えています。明後日はフランス国民議会選挙もありますので。

ポンドは、今朝6:00に出口調査の発表で急落しています。4/18に、メイ首相が総選挙を前倒しすると発表してポンドが急騰、その起点まで行って来いとなりました。チャートは4時間足です。

ネックラインを下抜けて、本日のアジア、欧州とこのネックラインで完全に止められています。そうなると戦略は下目線、15分足レベルでパーフェクトオーダーになっているので、デイトレードはロングでは入らないです。ダブルボトムとつけるとか、15分足の200EMAよりも上にローソク足がくるなど、いったん下落が否定されるまでをイメージします。

ポンド円ですが、ポンドドルと同じように4/18に急騰した価格付近まで下げました。4時間足です。

ポンド円で違和感があったのが、今日の安値です。ストップが139.50円に入っていたようですが、ここで反発している点です。5分足で詳細を見てみます。

本日2回ともぴったりこの価格で反発していて、その時間は、9:30と15:50です。どちらも見ていたのですが、安値更新して下げが加速してもいいポイントです。9:30がアジア、15:50は欧州ですね。時間的に怪しいです。139.50に何かあるのでしょう。チャート的にもダブルボトムをつけています。本日の高値がネックラインになっています。

こうなると、ポンドドルはロングは無いと書きましたが、ポンド円は急反発の可能性もあり、一概にポンドは売りと言えない環境です。これが週明けにどうなるのか、観察するポイントでしょうか。ファンダメンタル的には、今日の選挙はどちらとも言えない結果ですね。上げ、もしくは下げ一辺倒ではないのです。そのため、今日は1分足で上下のヒゲがたくさん出て乱高下したので、スキャルピングはとてもやり易く感じました。私はどうしてもやり易そうな通貨ペアに手を出してしまうのですが、いろんな通貨ペアを見ていると飽きない楽しさもあると思います。